早稲アカオリジナル教材の「バックアップテキスト」の徹底演習を中心にカリキュラムを組みました。特に難度の高い問題は一人では理解・定着が薄くなりがちであるため、「基本問題は自分で、標準問題でわからない問題と応用問題は授業でじっくり」を基本として取り組んでもらいました。苦手単元としていた「図形の移動」も作図を徹底して指導した結果、理解がどんどん進んでいきました。夏には算数が好きになり、「もっと算数を解きたい」という気持ちが生まれてきました。

国語の成績向上を目的に進めていきました。科目の特性上、どんな問題を前にしても対応できる論理的思考力、判断力、そして表現力を養うことに重きを置いた指導内容にしました。指導の際のポイントは再現性と汎用性です。生徒の本来持っている力を発揮できる解法や生徒本人の苦手意識の払拭にも留意しました。「できていること」と「課題点」とを生徒と共有し、課題点への対策を講師と生徒の目線を同じにして取り組んでいきました。自信をもって国語の問題に臨めるようになり、記述問題では文字数ばかりを気にせず、自分の考えを書くことに意識を向けられるようになりました。

早稲アカオリジナル教材「上位校への算数」を中心に使用しながら、本人が苦手としている単元の克服を目的としてカリキュラムを組みました。本人の弱点に効果的な演習になるよう、途中式にも気を配りながら指導しました。苦手な単元も進んで取り組むようになり、自分のものにしようとする意識が強くなりました。算数に対しての自信もついたようです。

知識が抜けている単元を絞り込み、ピンポイントで復習するカリキュラムを組みました。算数は特に伸び悩んでいたので、基本のパターン問題を繰り返し行い、土台固めを意識して進めました。理科は、本人が特に苦手にしていた化学・物理分野の単元を中心に、入試でよく問われる項目から優先して学習していきました。夏休み後には基本レベルの問題は確実に解けるという自信を持ってくれるようになり、応用問題や入試レベルの問題にも積極的に取り組むようになりました。