集団授業やNN志望校別コース(※)、過去問などで出来なかった算数の問題の解き直しを行いました。得意・不得意の単元や優先度を吟味して、解き直しをするべき問題をピックアップして、指導しました。
(※)早稲田アカデミーの志望校別対策コース

解き直しをした問題の再確認を宿題にも出し、できなかった問題をどれだけできるようにするかを第一に進めました。
この算数の徹底した解き直しによって、できなかった単元をできるようにしたことが得点力向上に大きくつながり、良い結果につながりました。

個別進学館では志望校の筑波大学附属駒場中に絞り、国語の解答の作り方を徹底して指導しました。本文の解説は極力減らし、理解できた本文内容の範囲内でどのように解答を作るかを教え、さらに筑波大学附属駒場中特有のポイントを指導しました。

個別進学館の授業で解いた記述の解き直しを中心にやってもらいました。解きっぱなしにならないよう、授業以外で解いた記述問題に関しても可能な限り、持ってくるよう指示し、添削を行いました。

第一志望校に特化した学習はNN志望校別コース(※)で対策していたので、個別進学館ではそのどの単元においても抜け漏れがなく、取りこぼしや弱点を無くすためのカリキュラムを組んで進めました。授業がない時は個別進学館に自習に来てもらい、進捗確認を行いました。模試などの結果や入試に向けて、たくさん声掛けをし、一緒に最後までやり抜けるよう鼓舞しました。
(※)早稲田アカデミーの志望校別対策コース

国語の授業では、過去問を用いて文章の読み方のチェック、設問の意図を捉える練習、選択肢の選び方の確認を行いました。正答率を上げるために、客観的な根拠に基づく論理的思考が出来るよう練習しました。また、記述の練習も繰り返し行い、その都度、気になる点を生徒・保護者と共有しました。

第1志望・第2志望は5年、その他は2～3年分を解きました。最新年度の分は12月下旬～1月にかけて実施するようにしました。塾の時間など拘束される時間が長いため、過去問をまとめてやる日を週1回、科目ごとでやる日を別々にとり、1週間で2校分やるように指示していました。計画的に進め、進捗をしっかりと確認できたことが大きな成果につながったと思います。

小学5年の冬から中学受験に向け学習を始めたので、学習しなければならない単元がたくさんありました。本人の頑張りもあり、小6の秋には学習すべき単元をすべて扱えたので、直前期からはそこまでに苦手としている単元を個別進学館でピックアップし、オリジナルカリキュラムを組んで、授業を行っていきました。

理科については、知識分野・計算分野問わず、抜けている分野があったため、取り組む教材や問題などを授業内で指示を出し、網羅的に復習してもらいました。また、算数は各単元の基礎固めを優先し、基本～標準レベルの問題の解き直しを家庭学習として取り組むよう指導しました。

直前期ではバックアップテキスト(※)を集中的に繰り返し取り組ませ、志望校に向けた算数の学習を進めました。一通り、一度テキストを触れているものの、まだ不十分な単元があったので、特に苦手だった図形の問題を中心に徹底指導を行いました。ノートの書き方も指導しながら、速さの進行図やダイヤグラム、図形の作図の仕方も指導しました。次第に算数の苦手意識もなくなり、「算数が楽しくなってきた」と前向きな姿勢に変わりました。
(※)早稲田アカデミーオリジナルテキスト

過去問を解き、間違えた問題の単元を毎回、書き留めるように指示していました。間違えた単元をチェックしていくと、苦手単元が明確になり、授業内でも同単元の問題を扱い、弱点克服を図りました。